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ホンダビートとカワサキKR250の整備・プチ改造の記録です LED工作もあります
 
最初に色ですが、ウインカーでは「黄色」か「オレンジ(またはアンバー)」のどちらかを選ぶことになると思います。

いちおう「波長」で色を示している場合がありますが、これでは正直よくわかりません。私は「黄色でどうかなー?」と思っていましたが、レモン色というよりオレンジ色に近い黄色でほぼ希望通りの色でした。

また、ウインカーレンズの色によっても見た目が変わってくるので、結局はいくつか購入してみて比べてみるしか無さそうです。注意する点は、レンズがオレンジ色だからといって「白色」を選んでも白が強くなってしまいます。 普通の電球とちがい「白色」は万能ではないようです。

レンズにLEDを近付けすぎると、粒々状に光ってしまいあまり明るく感じられませんでした。レンズとLEDは適度に離したほうが良さそうな感じです。

ウインカーやブレーキランプは、昼間日差しが強く見難い環境下で評価しないと危険だと思います。曇りの日や室内や夜間だと、少量の光でも明るく感じてしまうので注意してください。

逆に、その他の燈火類は夜間に評価すべきです。テールライトがまぶしいくらい明るすぎたという失敗談をよく目にします。

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icウインカーリレー上が純正リレー。ハンダ付けにイマイチ自信が無いのでゆったり作りましたが、もっと小さくできるはずです。

今回のLED化に際して、部品(上記市販バルブは除く)は通販「LED PARADISE」で購入しました。
http://www.led-paradise.com/

少量だと定形外郵便というのが使えて、試作用に少量ずつ手配しても通販のネックの送料が節約できて助かりました。



配線図左図において

点滅周期
f=1.44/((まる7+2×まる8)×まる2) となります

この場合
f=1.44/((23K+2×100K)×4.7μ)
=1.37(Hz)

1(Hz)は1秒間の振動数なので
1.37(Hz)×60(秒)=82.2回/分 となります

法的にウインカーの点滅は60~120回/分 と定められている ので、上の式でfの値が1から2の間になるように設定します。

また、この場合 点燈時間/(点燈時間+消灯時間)をデューティー比といい、

d=(まる7+まる8)/(まる7+2×まる8)
=(23K+100K)/(23K+2×100K)=0.55

点燈時間が消灯時間より若干長くなります。このへんは、好みで調整してみてください。



パーツ自分のような電気初心者にはイメージがわかないので、実際のパーツを参考までにアップしておきます。

まる7は手元にあったのを使ったため詳細不明です。他に比べちょっと大きめなので1/4Wより大きい(?)

電解コンデンサー及びLEDには極性があるので注意しましょう (実は電解コンデンサーに極性があるのを知らずに間違えました。)

KR250のウインカーの配線は、図のようになっています。

このように、
ウインカーのインジケーターランプが左右共通になっている場合 、ウインカー&ウインカーのインジケーターランプのうち、どれか1個でもLED化する際には配線の変更が必要となります。

図はインジケーターランプをLED化したものです。

右の図で、インジケーターランプ、ウインカーを自分の使いたいバルブ(LEDまたは普通の電球)に置き換えれば、どんな組み合わせでも使えます。

c-win2.jpg
クリックで拡大します

flux使用したのは「黄色」FleuxLED CH-LY3B-2(中国製らしい)

写真がないので、簡単なイラストですいません。見た目は電極が4本(アノード2本、カソード2本)出ていて、スペースインベーダーの最後の1匹っぽい感じです(古-っ! 若い人には意味不明?)

ウインカーの場合、「黄色」か「オレンジ」を使用すると思いますが、色調は現物でチェックするしかないような感じです。

購入先は前述の「LED PARADISE」
http://www.led-paradise.com/
「12V用の配線図希望」と書けば同封してくれます。極端な話、私のような素人でもそのまんま配線すればできてしまいます。


flux2E-153は15mAの定電流ダイオード。
図のように並列で15×2=30mA流れます。


ledバルブこのように FluxLEDを4個直列+CRD のものを3個並列にして、バルブ1個あたり計12個のFluxLEDを使用し基板に組み込みました。

基板はガラスエポキシ(通称ガラエポ) 固くて丈夫と教えてもらったのでこのタイプにしました。基盤とソケットは2液のエポキシ系接着剤で固定しました。

ソケット部は「電球口金」の名称で単品で売っています。KRのウインカーの場合はBA15sというものを使用しましたが、車種や取り付け部位により異なるので注意してください。


口金左が「電球口金:BA15s」
右が「T-10ウエッジベース A型」
余ったLEDと右のウエッジベースを使い、メーター照明およびインジケーターランプの一部を自作しました。


点灯イメージ撮影した時には、左上方から日光があたっていますが、これだけ見えれば充分だと思います。

これは正面からの写真ですが、上下左右いろいろな角度から視認性を確認する必要があると思います。


点灯アニメおまけ

ちょっとしたイタズラで、点燈イメージのGIFアニメを作成しました。

今回はここまでですが、次回テール&ブレーキランプのLED化を計画中です。


とにかく消費電力を下げるために、電球類はできるだけLED化! まずは「LEDってどんなもの?」っていうのを見るために安目の市販品を買って、メーター内照明・パイロットランプに使ってみました。

使ったのはここのメーカーのシングル&クワトロ
http://www.axs-corp.com/html/product_6.html
2011年03月13日 追記
ここで紹介している商品はなくなった(?)ようです。リンクが切れていました。
メーカーのURLは
http://www.axs-corp.com/です
追記 ここまで

市販LED夜問い合わせのメールを出したら、翌日の朝には回答をくれたので、担当者に感謝の意も込めてリンクを貼りました。

左がクワトロ:2個入りで\1500前後
右がシングル:2個入りで\800前後

正面から見ないと差がわからなくてスイマセン。
クワトロは文字通り小さいLED4つ使いです。

売り場で見るとシングルのほうが明るくみえたけど、やはりクワトロのほうがさすがに値段の分だけあって明るかった。


メーター上段:ノーマル
中段:すべてシングルタイプ
下段:向かって最左側のみクワトロに変更

赤い部分には赤のLEDを使用。バックライトは白のLED。ニュートラル(緑)部分は、バッテリーチェッカーのつもりでノーマルのままです。

シングルタイプは正面から見ると明るく見えますが、これは光の広角が狭いためと思われます。そのため(?)か、丸くLED球の形が判るような光かた(赤い部分)をしています。

下段は一つだけクワトロタイプに変更したら、だいぶ明るくなりました。全部このタイプに換えればもっと期待できそうですが、コスト的に・・・。

写真で見ると暗く見えますが、実際の使用には問題ないと思われます。実際夜間走行はめったにないけれど、実走で問題があったら自作の方向で変更する予定です。

このあと、バックライトの一部とウインカーのインジケーターランプ( 配線変更が必要 )は自作黄色に変更しました。


メーター裏メーター裏側です。緑2ヶ所のネジでステーを外すと、黄色い5ヶ所のメーター照明取り付け部が見えます。


ライセンスランプ写真上がノーマル部品

座金(兼ソケット)をレンズで共締めするようになっています。パッキンは座金とレンズの間。

写真下が自作品

レンズを1mm厚のアルミ板にあて型どりをして、写真のようなパーツを作成。真ん中の穴は、左側の市販のソケットが入るように現物あわせで加工しました。

LEDは上記市販品「クワトロ」を使用。

レンズとパッキンはそのまま使用しました。

コネクターは2極コネクターを購入して、メインハーネスとソケットの間に入れ、できるだけメインハーネスの加工が無いようにしました(すいません、写真はありません)。